通勤がつらい人は転職でリモートを選ぶべき|通勤ストレスから解放される方法

毎朝満員電車に揺られて片道1時間以上、帰りも同じ時間をかけて家に着く頃にはもうぐったり

通勤だけで1日の体力を使い果たしてしまう毎日は本当につらいですよね。

私も以前は片道1時間20分の通勤で心身ともに疲れ果てていました。

でもリモートワークができる企業への転職でその悩みは解決できます。

実際に私は転職で通勤ストレスから完全に解放され、朝はゆっくり起きて朝食を食べ、夕方は趣味や友人との時間を楽しめるようになりました。

この記事では通勤がつらくて転職を考えているあなたに向けて、リモートワークができる企業への転職方法と失敗しないためのポイントをお伝えします。

目次

通勤ストレスを解消する3つの方法

通勤がつらいと感じたとき、解決策は大きく分けて3つあります。

それぞれの方法を具体的に見ていきましょう。

フルリモート勤務の企業に転職する

最も確実に通勤ストレスをゼロにできる方法はフルリモート勤務の企業への転職です。

オフィスに出社する必要が一切ないため、満員電車に乗る必要もなくなりますし、通勤時間もゼロになります。

近年、IT企業やベンチャー企業を中心にフルリモート勤務を採用する企業が増えています。

特にエンジニアやデザイナー、マーケティング、カスタマーサポートなどの職種ではリモートワークが定着しつつあるのが現状です。

私が転職した企業もフルリモート勤務でした。

朝7時に起きていた生活が今では8時に起きても余裕で仕事を始められます。

通勤に使っていた往復2時間40分が丸ごと自分の時間になったことで生活の質が大きく向上しました。

フルリモート勤務の企業を探すには転職サイトの検索条件で「リモートワーク可」「フルリモート」などのキーワードを設定して探すのが効率的です。

また転職エージェントに「フルリモート希望」と伝えれば、条件に合った求人を紹介してもらえます。

通勤時間30分以内の職場を選ぶ

フルリモートは難しくても通勤時間を大幅に短縮できれば、ストレスは大きく軽減されます。

片道30分以内の職場なら満員電車のピーク時間を避けられる可能性も高まりますし、体力的な負担も格段に減ります。

通勤時間30分以内の職場を見つけるには自宅から通勤可能な範囲の企業をリストアップし、実際の通勤ルートと所要時間を調べておくことが大切です。

面接の際には実際にその時間帯に通勤してみて、混雑状況を確認しておくのもおすすめです。

ただし通勤時間だけで選ぶと、職場の人間関係や仕事内容が合わないリスクもあります。

通勤時間は重要な条件ですが、他の条件とのバランスも考えて選びましょう。

ハイブリッド勤務(週2〜3日リモート)を選ぶ

フルリモートと通勤のバランスを取れるのが、週に2〜3日はリモートワーク、残りの日は出社というハイブリッド勤務です。

完全に通勤がなくなるわけではありませんが、週の半分以上を自宅で過ごせれば、通勤ストレスは大きく減らせます。

ハイブリッド勤務のメリットは、職場の人間関係を築きやすい点です。

完全リモートだとコミュニケーションが取りづらいと感じる人もいますが、週に何日か出社することで、同僚との関係も築けます。

ハイブリッド勤務を採用している企業は大手企業や中堅企業に多く見られます。

転職サイトで「週2日リモート可」「ハイブリッド勤務」などの条件で検索すると見つけやすいでしょう。

私の友人は週3日リモートのハイブリッド勤務で働いていますが、通勤日を減らせただけでも気持ちが楽になったと話していました。

フルリモートに抵抗がある人には、まずハイブリッド勤務から始めるのも良い選択肢です。

リモート転職の進め方4ステップ

リモートワークができる企業への転職を成功させるには正しいステップで進めることが大切です。

ここでは実際に私が転職したときの経験をもとに具体的な進め方をお伝えします。

ステップ①:転職の目的と条件を明確にする

まず最初に、なぜ転職したいのか、転職先に何を求めるのかを明確にしましょう。

通勤ストレスを減らしたいのが第一の目的であれば、「フルリモート」または「通勤30分以内」を必須条件として設定します。

その上で、年収、職種、業界、勤務時間、休日などの条件も整理しておきます。

すべての条件を満たす企業を見つけるのは難しいため、絶対に譲れない条件と妥協できる条件に分けて考えるのがポイントです。

私の場合は「フルリモート」と「人間関係が良好な職場」を必須条件とし、年収は現状維持できればいいと考えました。

条件を明確にしたことで、求人を探す際に迷わず選べるようになったのです。

転職の目的と条件は紙に書き出して整理するのがおすすめです。

頭の中で考えているだけだと曖昧になりがちですが、書き出すことで自分の優先順位がはっきりします。

ステップ②:転職サイトとエージェントに登録する

条件が決まったら、転職サイトと転職エージェントに登録しましょう。

転職サイトは自分のペースで求人を探せるのが利点で、転職エージェントは非公開求人を紹介してもらえたり、応募書類の添削や面接対策をサポートしてもらえるのが利点です。

転職サイトに登録する際は、希望条件の欄に「リモートワーク可」「フルリモート」などを必ず入力しておきます。

検索条件を細かく設定することで、自分に合った求人だけが表示されるようになります。

転職エージェントに登録したら、担当者との面談で「フルリモート希望」という条件を明確に伝えましょう。

曖昧に伝えると、通勤が必要な求人を紹介されてしまう可能性があります。

登録は複数のサービスを併用するのがおすすめです。

それぞれのサービスで扱っている求人が異なるため、選択肢が広がります。

私は転職サイト2つとエージェント2社を併用し、合計12社の求人に応募しました。

ステップ③:応募書類を作成して応募する

求人が見つかったら、履歴書と職務経歴書を作成して応募します。

リモートワーク求人に応募する際は、自己管理能力やコミュニケーション能力をアピールすることが重要です。

職務経歴書では、これまでの業務内容を具体的に書き、成果を数字で示すようにしましょう。

また、リモートワークで求められる「自律的に業務を進める力」や「オンラインでのコミュニケーション能力」をアピールできるエピソードがあれば盛り込みます。

退職理由については、ネガティブな表現を避け、前向きな理由に言い換えるのがポイントです。

「通勤がつらい」をそのまま書くのではなく、「リモートワークで生産性を高めたい」「ワークライフバランスを整えて長く働きたい」など、前向きな表現にしましょう。

私は職務経歴書を転職エージェントに添削してもらい、表現を改善しました。

自分では気づかなかった改善点を指摘してもらえたので、応募前に添削してもらうことをおすすめします。

応募社数はまずは10社程度を目安に、自分に合いそうな企業を選んで応募しましょう。

ステップ④:面接対策をして内定を獲得する

書類選考を通過したら、いよいよ面接です。

リモートワーク求人の面接では、「自己管理ができるか」「リモートでもコミュニケーションが取れるか」を重点的に見られます。

面接でよく聞かれる質問
  • なぜリモートワークを希望するのか
  • リモートワークでどのように業務を進めるつもりか
  • 自己管理はどのように行うか

これらの質問には、具体的なエピソードを交えて答えられるように準備しておきましょう。

退職理由を聞かれた際は、「通勤がつらい」を正直に伝えても構いませんが、言い方には注意が必要です。

「通勤時間を有効活用してスキルアップにあてたい」「リモートワークで集中して業務に取り組み、成果を出したい」など、前向きな理由として伝えるのがポイントです。

ミント

私はリモートワークなら、通勤時間をそのままスキルアップにあてられると答えたよ

面接官からは「前向きな姿勢が伝わってきた」と評価してもらえました。

面接対策は、転職エージェントの模擬面接を活用するのがおすすめです。

私は5社の面接を受け、最終的に2社から内定をいただきました。転職活動期間は約3ヶ月です。

失敗しないための3つの注意点

リモート転職を成功させるためには、いくつか注意すべきポイントがあります。

ここでは私の経験と周りの失敗談から学んだ注意点をお伝えします。

注意点①:「通勤がつらい」だけを理由にしない

通勤ストレスから逃れたいという気持ちはよくわかりますが、それだけを理由に転職すると失敗するリスクがあります。

転職先で別の悩みが出てきた場合、「やっぱり転職しなければよかった」と後悔する可能性があるからです。

転職する際は、「通勤ストレスを減らす」ことに加えて、「どんな働き方をしたいのか」「どんなキャリアを築きたいのか」も考えておくことが大切です。

リモートワークができる環境で、自分がどう成長したいのかを明確にしておきましょう。

私の知人は、通勤がつらいという理由だけで転職し、転職先の仕事内容が合わずに再度転職することになりました。

目先の問題だけでなく、長期的なキャリアも視野に入れて選ぶことが重要です。

注意点②:リモートワークの実態を確認する

求人票に「リモートワーク可」と書かれていても、実際にはほとんど出社が求められるケースもあります。

面接の際には、リモートワークの頻度や条件を必ず確認しましょう。

具体的には「週に何日リモートワークができるのか」「完全リモートは可能なのか」「リモートワークに条件はあるのか」などを質問します。

また現在働いている社員のリモートワーク利用状況も聞いておくと実態が見えてきます。

ミント

実際、何割くらいの人がリモートワークを利用しているか気になるしね

転職先の企業では8割以上の社員がフルリモートで働いているとのことで安心して入社を決められました。

求人票の文言だけを信じず、面接で実態を確認することが失敗を防ぐポイントです。

注意点③:働きながら転職活動を進める

通勤がつらいと、今すぐにでも辞めたくなる気持ちはわかります。

でも勢いで退職してから転職活動をすると、経済的な不安や焦りから、妥協した転職先を選んでしまうリスクがあります。

転職活動は現職を続けながら進めるのが基本です。

働きながらの転職活動は時間的に大変ですが、収入が途絶えない安心感があり、じっくりと自分に合った企業を選べます。

ミント

収入があるっていう安心感は重要!

平日夜や休日を使って求人を探し、面接は有休を取得して対応しました。

大変でしたが、焦らずに転職先を選べたことで今の職場には満足しています。

どうしても今の職場がつらい場合は、休職制度を利用する方法もあります。

退職してからの転職活動は経済的に余裕がある場合のみにしましょう。

まとめ:通勤ストレスから解放されるために一歩踏み出そう

通勤がつらい毎日を過ごしているなら、リモートワークができる企業への転職を検討してみてください。

フルリモート、通勤時間30分以内、ハイブリッド勤務など、通勤ストレスを減らす働き方は必ず見つかります。

転職を成功させるには、まず転職の目的と条件を明確にし、転職サイトとエージェントを活用して求人を探しましょう。

面接では自己管理能力とコミュニケーション能力をアピールし、リモートワークの実態をしっかり確認することが重要です。

私も通勤ストレスに悩んでいた一人でしたが、転職で人生が大きく変わりました。

あなたも小さな一歩を踏み出して、自分らしい働き方を見つけてください。

まずは転職サイトに登録して、どんな求人があるのか見てみることから始めましょう。

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この記事を書いた人

25歳で都内中堅企業の総務部から転職を経験
満員電車通勤と職場の人間関係に悩み、フルリモート勤務の企業への転職を実現
転職活動では「通勤ストレス」「人間関係の改善」を最優先に企業選びを行い、現在は在宅勤務で心身ともに健康的な働き方を送る
同じように通勤や人間関係で悩む20代女性に向けて、自身の転職経験と転職エージェントから得た情報をもとに、リアルで実践的な転職ノウハウを発信中

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