20代の転職で不安を感じる人へ|失敗しない転職活動の進め方完全ガイド

毎朝6時に起きて、満員電車に1時間以上揺られながら通勤する日々が続いていました。

職場では上司からの細かい指摘や先輩からの仕事の押し付けに疲れ果て、帰宅するのは夜9時過ぎです。

ある日、ふと思いました。

ミント

この生活、いつまで続けるんだろう

そんな思いを抱えながらも、転職に踏み出せませんでした。

転職して失敗したらどうしようという恐怖…

スキルがない自分を採用してくれる会社なんてあるのかという不安も消えません。

今より悪い環境になったら後悔するという思いも頭から離れませんでした。

20代で転職を考えるとき、このような不安を感じるのは当然の反応です。

私自身も同じ悩みを抱えていました。

この記事では、私が実際に経験した転職活動の全てを包み隠さずお伝えします。

通勤と人間関係のストレスに限界を感じていた25歳の私が、どのように不安を乗り越えて転職に成功したのかを詳しく解説します。

今では在宅勤務で通勤時間ゼロ、人間関係のストレスもない環境で働いています。

目次

20代の転職で不安を感じるのは当たり前|私が抱えていた5つの不安

転職を決意したとき、頭の中は不安でいっぱいでした。

本当に転職していいのかなという迷いと、失敗したらどうしようという恐怖が毎日押し寄せてきます。

ここでは、私が実際に抱えていた不安を正直にお話しします。

あなたも同じ不安を感じているなら、それは決して間違った感情ではありません。

転職に失敗したらどうしようという不安

一番大きな不安は、転職に失敗する恐怖でした。

今の会社を辞めて、もっと悪い環境になったらどうしようと考えると夜も眠れませんでした。

またパワハラ上司に当たったら耐えられないという思いもあります。

ブラック企業に入ってしまったら人生終わるという極端な考えまで浮かんできました。

夜、ベッドで横になりながらスマホで転職サイトを見ていても、応募ボタンを押す勇気が出ません。

失敗への恐怖が行動を止めていたのです。

でも、よく考えてみると失敗の定義が曖昧でした。

何をもって失敗とするのか、具体的に考えていなかったのです。

私にとっての失敗は3つありました。

・通勤時間が今より長くなること
・人間関係が今より悪くなること
・年収が大幅に下がること

逆に言えば、これらを避けられれば転職は成功です。

失敗の定義を明確にしたことで、少し不安が和らぎました。

漠然とした恐怖よりも、具体的な避けるべき条件の方が対処しやすかったのです。

スキルがない自分が転職できるのかという不安

次に大きかったのは、スキル不足への不安でした。

私は総務部で働いていましたが、専門的なスキルは何もありません。

お茶出し、備品管理、社内イベントの準備など、誰でもできる雑務ばかりです。

こんな経験しかない私を採用してくれる会社なんてあるのかなと思っていました。

職務経歴書を書こうとしても、書けるような実績がありません。

資格もなければ、語学力もなし。

TOEICすら受けたことがありませんでした。

履歴書の前で何時間も固まる始末。

私には何もないと落ち込む日々が続きます。

同じ大学を出た友人はIT企業でプログラミングスキルを身につけていて、それに比べると自分が惨めに感じました。

でも、後から分かったのですが、20代の転職ではスキルよりもポテンシャルが評価されます。

これから成長できるかどうか、意欲があるかどうかが重要なのです。

30代になるとスキルや実績が求められますが、20代はまだ伸びしろを見てもらえます。

この事実を知ったとき、少し希望が見えてきました。

年収が下がるのではという不安

経済的な不安も大きかったです。

当時の年収は320万円でした。

決して高くはありませんが、生活はできます。

しかし転職して年収が下がったら、今の生活水準を維持できなくなります。

転職したら年収が下がるかもしれないという不安が常にありました。

下がったら親に心配をかけるという思いもあります。

貯金もできなくなるという焦りも感じていました。

お金の不安は、転職を躊躇させる大きな要因です。

実家暮らしで生活費はそれほどかかりませんでしたが、それでも年収が下がる不安は消えませんでした。

友人との食事や洋服代、美容院代など、最低限の出費は必要です。

親に迷惑をかけたくないという思いもありました。

今より悪い環境になるかもという不安

転職先の人間関係がまた悪かったらどうしようという不安が一番リアルでした。

今の職場では上司のパワハラ、先輩からの仕事の押し付け、同僚の陰口に悩む日々…

転職してもまた同じような環境だったら、精神的に耐えられません。

また嫌な上司に当たったらと考えると怖くなります。

また陰口を言われたらと思うと動けなくなりました。

人間関係は実際に働いてみないと分かりません。

面接で会った人が良い人でも、配属先の上司が違う人かもしれません。

同僚がどんな人たちなのかも、入社するまで分からないのです。

この不安は完全には消せませんでしたが、事前にできる限りのリサーチをすることで最小限に抑えました。

企業の口コミサイトをチェックし、実際に働いている人の声を読み込んだのです。

面接では必ず職場の雰囲気について質問しました。

リモートワークの割合、チームの人数、上司との関わり方など、具体的に聞くことで不安を少しずつ減らしていきました。

転職活動の進め方がわからないという不安

最後は、転職活動そのものへの不安でした。

履歴書ってどう書くのだろうという基本的な疑問から始まります。

面接で何を聞かれるのだろうという不安もありました。

退職理由をどう説明すればいいのだろうという悩みも尽きません。

初めての転職なので、何から始めればいいのか全く分かりませんでした。

転職サイトを見ても情報が多すぎて、どれが正しいのか判断できません。

友人に相談しても転職エージェントに聞けばいいよと言われるだけで、具体的なアドバイスはもらえませんでした。

焦りと不安が同時に押し寄せていましたが、動かなければ何も変わりません。

この不安を解消したのは、転職エージェントに登録したことでした。

プロに相談できる環境を作ったことで、進め方が明確になりました。

最初の一歩さえ踏み出せば、後は流れに乗れます。

私が20代で転職を決意した理由|限界を感じた瞬間

転職を決意したのは、ある朝のことでした。

いつものように満員電車に揺られていたとき、突然気分が悪くなったのです。

満員電車で倒れそうになった日

その日は特に混雑していました。

朝7時35分、いつも乗る電車に押し込まれるように乗車。

周りの人との距離はゼロです。身動きが取れず、呼吸も浅くなります。

冬の朝でしたが、車内は人の熱気で蒸し暑くなっていました。

次第に視界がぼやけてきて、立っていられなくなります。

このまま倒れるかもしれないという恐怖が襲ってきました。

なんとか次の駅まで耐えて、途中下車。

駅のトイレに駆け込み、吐いてしまいました。

会社に遅刻の連絡を入れると、上司からの嫌味が…

「体調管理もできないのか。」

その言葉を聞いて、何かが切れました。

これ以上この生活を続けるのは無理だと心の底から思ったのです。

職場での人間関係に限界を感じた日

遅刻して出社した日、さらに追い打ちをかける出来事がありました。

午後、課長から呼ばれ、皆がいる前で私のミスを指摘されたのです。

「そんなこともできないの?」

前日に提出した書類に誤字があったという指摘でした。

確かに私のミスです。でも、皆がいる前で言う必要があったのでしょうか。

周りの視線が痛かったです。

先輩は知らんぷり…

同僚は小さく笑っていました。

またトイレに駆け込み、涙が止まりませんでした。

友人の転職成功話が背中を押してくれた

転職を意識し始めた頃、大学時代の友人と半年ぶりに会うことに。

友人は最近転職したばかりで、とても楽しそうに話していました。

前職では毎日残業で疲れていたのに、今では在宅勤務で通勤時間がなくなり、生活が一変したと言います。

朝ゆっくり起きられるし、ランチは自分で作れるし、夕方からジムにも行けるようになったと話す友人がとても輝いて見えました。

私も通勤に片道1時間以上かかることを話すと友人は驚いていました。

「それきつくない?転職考えたら?」

その言葉が、転職への決意を固めるきっかけになりました。

自分だけが我慢する必要はないのだと気づいたのです。

20代で転職して人生が変わった|私の転職ストーリー

ここからは私がどのように転職活動を進め、どのように人生が変わったのかを詳しくお話しします。

転職活動を始める前の準備期間

転職を決意したものの、何から始めればいいのか分かりませんでした。

まず、自分の不満を紙に書き出すことに。

何が嫌で転職したいのか、何を優先したいのかを明確にする必要があったからです。

書き出した不満は大きく2つでした。

・通勤時間が長すぎて、プライベートの時間がない
・職場の人間関係がつらくて、精神的に限界

次に、理想の働き方を書き出しました。

・在宅勤務かリモートワークで通勤時間をなくしたい
・人間関係が良好で、風通しの良い職場で働きたい
・年収は現状維持できれば十分

優先順位を明確にしたことで、転職の軸ができました。

この軸がブレなければ、転職先選びで迷うことはありません。

転職エージェントに登録した日

準備期間を1週間ほど経て、転職エージェントに登録しました。

最初は不安でした。

転職エージェントって本当に無料なのだろうか、強引に転職を勧められるのではないか…

でも、実際に登録してみると、その不安は杞憂でした。

担当のキャリアアドバイザーの方は私の話を丁寧に聞いてくれます。

通勤のつらさ、人間関係の悩み、転職への不安を全て話しました。

そしてアドバイザーの方は私の希望を整理。

「在宅勤務またはリモートワーク可能な企業を中心に探しましょう。」

「人間関係については、企業の口コミや面接での確認が重要です。」

「年収については、現状維持を最低ラインに設定しましょう。」

具体的な提案をもらえたことで、転職活動の道筋が見えてきました。

一人で悩んでいたときとは全く違う感覚です。

履歴書と職務経歴書の作成に苦戦した日々

次の壁は履歴書と職務経歴書の作成です。

職務経歴書に書けるような実績がないと悩んでいましたが、アドバイザーの方がアドバイスをくれました。

「総務の仕事でも具体的な業務内容を書けば立派な経歴になります。」

「数字で表せる実績がなくても、どんな業務を担当していたか、どんな工夫をしていたかを書けば大丈夫です。」

アドバイスをもとに、職務経歴書を作成しました。

社内イベントの企画運営、備品管理の効率化、新入社員のサポートなど、自分では大したことないと思っていた業務も、書き方次第で立派な経歴になったのです。

アドバイザーの方に添削してもらい、3回ほど修正。

完成した職務経歴書を見て、少し自信が持てました。

面接で退職理由を聞かれて困った経験

応募を始めて2週間後、初めての面接です。

未経験でも応募可能で研修制度も充実しているという条件に惹かれて応募しました。

面接は緊張しましたが、事前にアドバイザーの方と練習していたので、なんとか回答。

でも退職理由を聞かれたとき、言葉に詰まりました。

本音は通勤がつらいこと、人間関係に疲れたこと。

それをそのまま言うのは印象が悪いのではないかと不安でした。

練習では準備していたのに、本番では頭が真っ白…

結局、正直に話すことにしました。

ミント

通勤時間が片道1時間以上かかり、プライベートの時間が確保できません。在宅勤務で働ける環境を探しています。

人間関係については風通しの良い職場で働きたいという前向きな言い方に変えました。

面接官の方は理解を示してくれ、「通勤時間の長さは確かにストレスになりますよね」と共感してくれたのです。

その企業からは残念ながら不採用でしたが、面接の経験を積めたことは大きな収穫でした。

内定をもらった日の感動

転職活動を始めて3ヶ月が経った頃、ついに内定。

BtoB向けのWebサービスを提供する企業で、カスタマーサポート部門の募集でした。

完全在宅勤務で年収は現職と同じ320万円です。

面接では職場の雰囲気について詳しく質問し、チームの人数、上司との関わり方、在宅勤務の実態など気になることは全て聞きました。

内定の連絡を受けたとき、涙が出るくらいうれしかったです。

退職交渉は思ったより大変だった

内定をもらって安心したのも束の間、次は退職交渉です。

上司に退職の意思を伝えるのは、とても緊張しました。

ミント

引き止められたらどうしよう、怒られたらどうしよう

部長に退職を伝えたとき、予想通り引き止められました。

でも通勤と人間関係のストレスから解放されたいという思いは変わりません。

丁寧にはっきりと意思を伝えました。

最終的には1ヶ月半後の退職で合意。

引き継ぎをしっかり行い、円満退職を目指すことにしました。

転職後の生活|人生が変わった

退職し、2週間の休暇を経て、新しい会社での勤務が始まりました。

完全在宅勤務なので通勤はゼロです。

朝7時に起きて、ゆっくり朝食を食べられます。

以前は朝食を抜いていましたが今では毎日しっかり食べています。

9時から勤務開始。

自宅のデスクでパソコンを開き、仕事を始めます。

通勤時間がなくなったことで生活が劇的に変わりました。

以前は往復3時間近く通勤に使っていた時間が全て自分の時間に。

朝は余裕を持って起きられるし、夕方は18時に仕事が終われば、そのまま自由時間です。

料理をする時間も取れるようになりました。

ジムにも通い始め、友人との約束も平日の夜に入れられるようになりました。

人間関係のストレスももちろんなし。

チームメンバーはオンラインでのやり取りが中心なので無駄な気遣いが不要です。

上司は定期的に面談をしてくれますが威圧的な態度は一切ありません。

パワハラもなければ、陰口もありません。

仕事は仕事として割り切れる環境です。

転職して本当に良かったと心から思います。

あのとき一歩を踏み出した自分を褒めてあげたいです。

20代で転職の不安を感じたときにどうすればいい?私が実践した5つの解決策

転職への不安は、誰もが抱えるものです。

でも、不安を放置していては前に進めません。

ここでは私が実際に実践して効果があった不安の解消法を5つ紹介します。

解決策①:不安を書き出して見える化する

最初にやったのは不安を全て紙に書き出す作業でした。

頭の中でぐるぐる回っている不安を具体的な文字にして書き出すのです。

ノートを1ページ使って思いつく限りの不安を書きました。

・転職に失敗したらどうしよう
・スキルがない自分を採用してくれる会社なんてあるのかな
・年収が下がったら生活できなくなる
・また人間関係が悪い職場だったら耐えられない
・面接で落ち続けたらどうしよう

書き出してみると10個以上の不安が出てきました。

次にそれぞれの不安を2つに分類。

自分で解決できる不安と解決できない不安です。

自分で解決できる不安はスキル不足や年収の問題でした。

ただし未経験OKの企業を選べばスキル不足は問題になりません。

年収については現状維持以上の条件で応募すれば下がるリスクを避けられます。

解決できない不安は転職後の人間関係でした。

実際に働いてみないと分からない部分があるからです。

でも事前のリサーチや面接での質問である程度は予測できます。

不安を見える化したことで漠然とした恐怖が具体的な課題に変わりました。

課題には対処法があります。

頭の中だけで考えていたときよりも、ずっと気持ちが楽になりました。

解決策②:転職エージェントに相談してプロの力を借りる

一人で悩んでいても答えは出ません。

転職エージェントに相談したのは不安を解消する大きなきっかけでした。

しかし最初は転職エージェントへの登録にも不安がありました。

無料と書いてあるけど本当に無料なのだろうか。

強引に転職を勧められるのではないか。

個人情報が悪用されるのではないか。

でも登録してみると、そんな心配は不要でした。

アドバイザーの方は私の不安を一つずつ解消。

スキル不足については20代は未経験でもポテンシャル採用があるから大丈夫と説明、年収については現職と同程度の求人を中心に紹介してくれました。

履歴書や職務経歴書の書き方や面接対策、退職理由の伝え方も一緒に考えてくれ、そうしたことで転職活動の道筋が見えてきました。

一人で悩んでいた頃とは全く違う感覚です。

転職エージェントは企業から報酬をもらうビジネスモデルなので求職者は完全無料で利用できます。

使わない理由がありません。

解決策③:転職の目的を明確にして優先順位をつける

不安を解消するには転職の目的を明確にする必要がありました。

・なぜ転職したいのか
・何を実現したいのか
・何を優先するのか

これらを明確にしないまま転職活動を始めると、応募する企業選びで迷います。

内定をもらっても本当にこの会社でいいのか決められなくなります。

私は転職の目的を整理しました。

一番の目的は通勤時間をなくすか、大幅に短縮する働き方を実現することでした。

片道1時間以上の通勤はもう無理です。

次に重要なのは人間関係のストレスが少ない職場で働くことでした。

パワハラや陰口のない、風通しの良い環境です。

年収については現状維持できれば十分でした。

大幅なアップは期待していません。

優先順位を明確にしたことで企業選びの軸ができました。

リモートワークか在宅勤務が可能な企業を第一優先にします。

人間関係については口コミサイトや面接で確認します。

年収は現職と同程度以上を条件にします。

この軸がブレなければ迷うことはありません。

実際、転職活動中に迷いそうになったとき、この軸に立ち返ることで判断できました。

解決策④:情報収集を徹底してリスクを最小限に抑える

転職の不安を減らすには情報収集が欠かせません。

私は応募する企業について徹底的にリサーチしました。

まず企業の公式サイトを隅々まで読みます。

事業内容、企業理念、社員インタビューなど、全てのページに目を通しました。

次に企業の口コミサイトをチェック。

複数のサイトで評判を確認しました。

口コミサイトでは特に以下の点を重点的に見ました。

・在宅勤務やリモートワークの実態はどうか
・人間関係はどうか。パワハラやセクハラはないか
・残業時間はどれくらいか
・有給休暇は取りやすいか
・年収や昇給はどうか

口コミは賛否両論がありますが、複数のサイトで共通して書かれている内容は信頼性が高いと判断しました。

面接では企業に直接質問。

「在宅勤務の頻度はどれくらいですか。」

「チームの雰囲気を教えてください。」

「上司との関わり方はどうなっていますか。」

「残業時間の平均を教えてください。」

面接は企業から選ばれる場だけではなく、私たちが企業を選ぶ場でもあります。

遠慮せずに質問しました。

情報収集を徹底したことで入社後のギャップを最小限に。

実際、今の会社は面接で聞いた内容と実態がほぼ一致しています。

解決策⑤:小さく始めて転職しない選択肢も残す

転職活動を始めるとき、いきなり退職する必要はありません。

私は働きながら転職活動を進めました。

まずは転職サイトに登録するだけから始めたのです。

最初は求人情報を眺めるだけでした。

どんな企業があるのか、どんな条件で募集しているのか、ただ見ているだけです。

でも見ているうちに気づきました。

ミント

在宅勤務可能な企業って意外と多いんだな
未経験OKの求人もたくさんあるし

年収も現職と同じくらいの条件の企業があり、転職の可能性を感じ始めました。

次に転職エージェントに登録。こちらも無料です。

まずは相談だけしてみようという軽い気持ちでした。

転職活動を進める中で転職しないという選択肢も持ちながら、良い企業が見つからなければ今の会社に残る選択もあります。

この心の余裕が焦りを減らしてくれました。

焦って転職すると判断を誤ります。

冷静に企業を見極めるためにも転職しない選択肢を残しておくのは重要でした。

結果的には転職しましたがこの心の余裕があったからこそ、納得できる転職先を見つけられたのです。

20代の転職でよくある質問

転職を考えるとき、様々な疑問が浮かびます。

ここでは私が転職活動中に抱いた疑問とその答えをお伝えします。

20代後半の転職は遅いですか?

私は25歳で転職しましたが、20代はまだポテンシャル採用の対象です。
30代になるとスキルや実績が重視されますが、20代は成長性や意欲が評価されます。
むしろ20代後半は社会人経験が3年以上あるので、基本的なビジネスマナーやコミュニケーション能力が身についており、企業にとっても育成コストが少なくて済むため、有利かと思います。

転職回数が多いと不利ですか?

20代で2回から3回の転職は、それほど問題になりません。
ただし、1年未満での転職が複数回あると、すぐに辞めてしまう人という印象を与え、不利になる可能性はあるでしょう。

転職理由が人間関係でも大丈夫ですか?

人間関係は正当な転職理由です。
私も転職理由の一つが人間関係でした。
人間関係が悪かったからと直接言うのではなく、風通しの良い環境で働きたいとポジティブに変換しましょう。
ネガティブな理由をポジティブに変換することで面接官に好印象を与えられます。

スキルがなくても転職できますか?

20代はスキルがなくても転職できます。
私も総務の一般業務しか経験がなく、専門スキルはありませんでした。
未経験OKの求人は多くあり、特に20代はポテンシャル採用があるので、スキルよりも意欲や成長性が評価されます。
スキル不足を理由に転職を諦める必要はありません。

リモートワーク可能な企業はどう探しますか?

リモートワーク可能な企業は転職サイトやエージェントで探せます。
転職サイトの検索機能で「リモートワーク」や「在宅勤務」というキーワードで絞り込めます。
転職エージェントに登録する際、在宅勤務可能な企業を希望していると伝えれば、条件に合った求人を紹介してもらえます。
面接ではリモートワークの実態を必ず確認したほうがいいです。
週何日在宅勤務ができるのか、完全リモートなのかなど、具体的に聞くことが重要になるでしょう。

まとめ:20代の転職で不安を感じたら、まずは小さく一歩を踏み出そう

ここまで私の転職経験を全てお話ししました。

20代で転職に不安を感じるのは当然の反応です。

初めての転職、スキル不足、年収が下がるかもしれない、人間関係がまた悪かったらどうしよう。

様々な不安があります。

でも不安を抱えたまま何もしないでいると何も変わりません。

私は満員電車で倒れそうになり、職場の人間関係に疲れ果て、限界を感じていました。

でも転職に踏み出せませんでした。不安が行動を止めていたのです。

転職を決意したのは友人の転職成功話を聞いたこと、体調不良が続いたことがきっかけでした。

このまま我慢し続けるのは無理だと悟ったのです。

転職活動を始めてからは一つずつ不安を解消していきました。

小さく始めて、転職しない選択肢も残しました。

そして転職活動は3ヶ月かかりましたが、最終的には納得できる企業に転職できたのです。

完全在宅勤務で通勤時間はゼロで、人間関係のストレスもありません。

転職して人生が変わりました。

毎朝、会社に行きたくないと思うことがなくなり、日曜日の夕方に憂鬱になることもなくなったのです。

あなたも必ず変われます。

転職は人生を変える大きな決断ですが、不安に負けずに一歩を踏み出せば、新しい未来が待っています。

まずは小さく始めましょう。

転職サイトに登録してみる、転職エージェントに相談してみる、求人情報を眺めてみる。

小さな一歩が、大きな変化につながります。

あなたの転職が成功することを、心から願っています。

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この記事を書いた人

25歳で都内中堅企業の総務部から転職を経験
満員電車通勤と職場の人間関係に悩み、フルリモート勤務の企業への転職を実現
転職活動では「通勤ストレス」「人間関係の改善」を最優先に企業選びを行い、現在は在宅勤務で心身ともに健康的な働き方を送る
同じように通勤や人間関係で悩む20代女性に向けて、自身の転職経験と転職エージェントから得た情報をもとに、リアルで実践的な転職ノウハウを発信中

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